山口行治(やまぐち・ゆきはる)
株式会社ふぇの代表取締役社長。独自に考案した個体差の機械学習法、フェノラーニング®のビジネス展開を、栃木県那須町で模索中。元Pfizer Global R&D, Clinical Technologies、 Director。株式会社ダイセルと株式会社クレハの研究開発部門勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。趣味は農作業。
◆個人と公共の中間にあるデータ
本シリーズ『おいしいデータの家庭料理』では、組織論もしくは組織のデータは、組織構造に依存して、ビジネスとしても取り扱いが難しいので、スコープ外としている。データ技術の実務としては、個人データを多数集積して、公開された公共データと組み合わせれば、多くの場合、技術的には十分な検討が可能になる。しかし、ネット上での犯罪や、ハゲタカファンドの暴走(※参考1:『プライベート・エクイティ資本主義が世界を食い尽くす』〈ブレンダン・バルー、東洋経済新報社、2026年〉)に対抗するためには、組織的な活動や組織のデータが不可欠だ。筆者としても、悠長に、悪徳の栄(さかえ)を座視できない気持ちになっている。組織のデータに、どうアプローチするのか、筆者の問題意識を素描しておきたい。 記事全文>>











