п»ї 27 | 12月 | 2013 | ニュース屋台村

Archive for: 12月 27th, 2013

【年末年始の記事アップロード予定についてお知らせします】

12月 27日 2013年 政治

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「ニュース屋台村」をお読みいただきありがとうございます。2013年夏に発刊以来、100本近い記事を世に送りだすことができました。これもひとえに読者の方々のご支持、ご支援のおかげだと感謝申し上げます。2013年の記事の最終アップロード日は12月27日とし、2014年は1月10日から記事を順次アップロードしてまいります。来年は屋台の数をさらに増やし、読者の方々に少しでも役立つ情報を一つでも多く提供してまいりたいと存じます。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。読者の皆さまにとって2014年が良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。(ニュース屋台村発行人一同)

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日本の価値観では理解できないタイ
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第11回

12月 27日 2013年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住15年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

現代の日本人にとって、自由・平等そして民主主義は絶対的な価値のようである。これが実現出来ていない社会は未成熟社会であり、この三つの価値を否定すると人間扱いされなくなる。「ファシスト」「右翼」「共産主義」などあらゆる罵詈雑言(ばりぞうごん)が飛ぶ。

確かに個人個人の権利が一定程度保証されるこれらの価値はきわめて居心地が良い。特に知識人やマスコミの方々にとって。しかし、日本人がこうした価値観を持ち得たのは、第2次大戦に敗れたからであり、それまでは天皇制による軍国主義をほとんどの国民が信奉していたのである。
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サービスの向上
『アジアの目線』第2回

12月 27日 2013年 経済

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池部 亮(いけべ・りょう)

福井県立大学地域経済研究所アジア部門准教授。1992年日本貿易振興機構(ジェトロ)入会。ハノイ、中国・広州などの駐在を経て2012年4月から現職。進出日系企業の動向や中国リスクなどに詳しい。近著に『東アジアの国際分業と「華越経済圏」』(新評論、2013年)。

11月に中国・広東省とベトナム・ハノイを約8カ月ぶりに訪ねた。開発途上にあった以前の広州はほこりっぽさと槌音が常に生活を取り囲んでいたが、最近はすっかり落ち着きを取り戻したようだ。

都市住民は少しばかり成熟したようにさえ見え、地下鉄やオフィスビルのエレベーターなど、なんとなく整然とした都会人のたたずまいをみせていた。レストランの服務員も愛想が良くなったし、注文と配膳のスピードも上がった。サービス業の質が全体的に向上したように感じた。国内消費の不振が背景だろうか、完全な売り手市場だった状況が変わりつつあるのかもしれない。
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新しい農業スタイルが見えてきた!
『教授Hの乾坤一冊』第12回

12月 27日 2013年 文化

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教授H

大学教授。専門は環境経済学および理論経済学。政府の審議会の委員なども務める。「知性は、セクシーだ」が口癖。趣味は鉄道(車両形式オタク)。

初めから告白してしまうと、これから紹介する本の著者は、私のゼミの卒業生である。このことを書こうかどうか迷った。だが後からフェイスブックなどで関係が知れて、「なーんだ、だから書評に取り上げたのか」などと言われたら面白くない。私は著者を知っていようがいまいが、良い本と思えば『ニュース屋台村』に取り上げる、それまでのことなのだ。

さてその本とは、久松達央著の『キレイゴトぬきの農業論』(新潮新書、2013年)である。著者は、一度は大手繊維メーカーに就職したものの有機農業に一大転身を図るというユニークな経歴の持ち主だ。ずぶの素人から農業を始め、今では立派な主業農家として自立した。茨城県土浦市を拠点に年間50品目以上の有機野菜を栽培し、自らが代表を務める「久松農園」の会員に直販している。ビジネスは大はやり、大成功だ。
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