内村 治(うちむら・おさむ)
オーストラリアおよび香港で中国ファームの経営執行役含め30年近く大手国際会計事務所のパートナーを務めた。現在は中国・深圳の会計事務所の顧問などを務めている。オーストラリア勅許会計士。
英紙フィナンシャル・タイムズ(4月21日付週末版)に掲載された世界の主要都市:年齢問題の中の2011~16年の主要都市・地域の不動産価格の上昇率をみると、ニューヨークのアッパー・ウェストサイド31%、ロンドンのフルハム36%、香港のモンコック19%、シドニーのバルメイン41%――などとなっています。今回はこの記事を元に、私がかつて住んだシドニーや香港などの事例を挙げながら、世界のメガ都市の高齢化とその影響などについて考えてみたいと思います。
記事全文>>