山口行治(やまぐち・ゆきはる)
株式会社エルデータサイエンス代表取締役。元ファイザーグローバルR&Dシニアディレクター。ダイセル化学工業株式会社、呉羽化学工業株式会社の研究開発部門で勤務。ロンドン大学St.George’s Hospital Medical SchoolでPh.D取得(薬理学)。東京大学教養学部基礎科学科卒業。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
万能計算機と共に生きてゆく「ランダムなひとびと」は愛の物語であり、「弱い宗教肯定論」となる。「弱い宗教肯定論」は社会システムとしての宗教を、国家や経済を肯定する程度には肯定する立場だ。神の存在や個人の信仰の問題には出来るだけ寛容な立場をとる。神は存在しないと強弁する無神論とは一線を隔てている。
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