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MMTを考える(その1)
『視点を磨き、視野を広げる』第46回

10月 28日 2020年 経済

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古川弘介(ふるかわ・こうすけ)

海外勤務が長く、日本を外から眺めることが多かった。帰国後、日本の社会をより深く知りたいと思い読書会を続けている。最近常勤の仕事から離れ、オープン・カレッジに通い始めた。

はじめに――コロナ危機とMMT

今回のコロナ危機に際して、政府は感染症対策と並んで経済対策に全力を挙げている。新型コロナウイルスによって影響を受ける個人や企業を支援するための各種給付金や資金繰り支援、キャンペーンによる需要促進などである。これらは危機対応のための緊急的な施策であり、「何でもあり」感が否めないものの、コロナショックが経済を毀損(きそん)して経済危機を招き、さらに金融危機に陥ることを回避するためには、やむを得ない施策である。最悪の事態として想定される経済・金融危機には至っておらず、その意味では経済対策は現在までのところ成功しているといえるだろう。 記事全文>>

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「脱化石」は分散型社会の突破口
『山田厚史の地球は丸くない』第174回

10月 23日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「カーボンニュートラル」という言葉が、世界を変えつつある。炭素(カーボン)を含んだ「温暖化ガスを大気中に増やさない」という誓いだ。産業革命で世界を変えた人類は、エネルギーを石炭に頼り、「20世紀は石油の時代」になった。その咎(とが)めが「地球の温暖化」である。異常気象が世界規模で起こり、台風・干ばつ・山火事など自然災害が暮らしを襲う。 記事全文>>

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「勝ち組」として生き残るための経営者の指針 『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第179回

10月 16日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

私はここ20 年ほど、日経ビジネス、東洋経済、ダイアモンドの経済週刊各誌を毎週欠かさず読んでいる。これらの経済誌は一般的に言えば、テレビや新聞などよりも問題に対する切り込みが鋭く、興味をそそられる記事もそれなりにある。無論、経済誌といえども、部数を増すために企業寄りの提灯(ちょうちん)記事もたくさんある。それでも長年読み続けていれば、どれが真剣に書かれた記事かなんとなくわかってくるようになる。 記事全文>>

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地方創生のカギは「部署単位の移転」-テレワークへの過度の期待は禁物
『山本謙三の金融経済イニシアティブ』第33回

10月 12日 2020年 経済

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山本謙三(やまもと・けんぞう)

oオフィス金融経済イニシアティブ代表。前NTTデータ経営研究所取締役会長、元日本銀行理事。日本銀行では、金融政策、金融市場などを担当したのち、2008年から4年間、金融システム、決済の担当理事として、リーマン・ショック、欧州債務危機、東日本大震災への対応に当たる。

7月、東京圏の人口移動が流出超に転じた。3月まで大幅な流入超だっただけに、劇的な変化である。

早速、新型コロナ下でのテレワーク増加が理由とする記事も見受けられる。しかし、さすがに無理がある。人口流出超への転化は、もっぱら景気の悪化が原因だ。 記事全文>>

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パンケーキより甘い 菅首相の「オフレコ懇談会」
『山田厚史の地球は丸くない』第173回

10月 09日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

10月3日土曜の朝7時過ぎ、まだ通行人がまばらな東京・神宮前。ハワイ風レストランに、年配の男たちがゾロゾロやってきた。先頭に菅義偉首相、待ち受けた50人余りの番記者を相手に「懇談」が1時間半ほど催された。 記事全文>>

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不法就労外国人の取り締まり強化と旅券不携行をめぐるトラブル
『実録!トラブルシューティング』第83回

10月 07日 2020年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として出入国の制限が続く中、タイでは、観光ビザで入国したまま帰国できなくなった外国人や、就労中のタイから一時帰国した後に戻ってくることができずその間にビザの期限を迎えてしまった外国人の問題など様々な混乱が生じています。今回は、コロナ禍を背景に、タイの不法就労外国人に対する取り締まり強化の現状とこれに関連するトラブルについてご紹介します。 記事全文>>

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コロナ禍後の日本の観光施策はどうあるべきか
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第178回

10月 02日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

世界各国で新型コロナウイルスの影響を最も受けた産業は「観光業」と考えても間違いないだろう。9月14日付のタイの英字紙バンコクポストによると、タイホテル協会は、新型コロナの流行によってタイ国内のホテルの半数が依然として休業中で、100万人の従業員が解雇されていることを明らかにしている。タイは2019年実績で約3900万人の外国人観光客を受け入れていたが、今年3月以降、新型コロナの感染拡大を防ぐため外国人の入国禁止措置をとっており、観光業界のダメージは大きい。 記事全文>>

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ジャパンライフ 河野太郎の責任
『山田厚史の地球は丸くない』第172回

9月 25日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

怪しげな磁気治療器を売りつけ、レンタルすれば6%の利回りになる、と高齢者から老後資金を奪ったジャパンライフ。被害総額2千億円にのぼる大型詐欺事件は、消費者庁が立ち入り検査してから捜査が動くまで5年余り。「行政の怠慢」が被害を拡大した典型ともいえる。 記事全文>>

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タイに見るコロナ禍後の新常態
『バンカーの目のつけどころ、気のつけどころ』第177回

9月 18日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

残念ながら、タイの市中感染ゼロの連続日数記録はこのほど、100日で途絶えてしまった。新型コロナウイルス感染対策の優等生国とされるタイでは、感染者が毎日ゼロの記録を更新していても、多くの人々は依然としてマスクを着用し、ビルへの入館時には必ず体温検査を行う。また消毒用のアルコール液もいたる所に置かれ、人々は気楽にこれを利用する。感染の抑え込みに成功したため、学校は再開され、街には活気が戻ってきた。街に人が戻り、バンコク市内の道路は再び交通渋滞に。飲食店に設置されていた飛沫(ひまつ)対策用のアクリル板は撤去され、人気レストランでは人々は「密」状態で食事をしている。新型コロナの流行前と大きく異なるのは、外国人の新たな入国を厳しく制限していることと、タイ式ボクシングのようなスポーツイベントが解禁されていないことくらいだろうか。映画館や音楽会などは座席の間隔を大幅に開けて既に再開されている。 記事全文>>

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コロナ禍下に内部告発で発覚した日本人MDの「不正」
『実録!トラブルシューティング』第82回

9月 14日 2020年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

新型コロナウイルスの流行によって、日本とタイの間の往来が難しくなっており、タイの日系企業で内部統制の乱れに伴う問題が出てきています。今回は、タイの現地法人で勤務する日本人MD(マネージングディレクター)の不正に対する対応についてご紹介します。 記事全文>>

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