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迫り来る世界規模の経済危機とその影響
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第161回

2月 07日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

過去半世紀にわたり、人類は世界的な経済危機をほぼ10年ごとに経験してきた。石油ショック、中南米危機、ブラックマンデー、アジア通貨危機、リーマン・ショックなどである。そして最後の経済危機であったリーマン・ショックから10年以上が経過した。人間の英知が経済危機を克服したのであろうか? 私にはそうは思えない。世界中に過去10年の「経済成長のひずみ」が見えるのである。米中貿易戦争や中国を中心に現在流行している新型コロナウィルスなどを契機としてこの「ひずみ」が顕在化するかもしれない。今回はまず、リーマン・ショックの発生要因とその現状を分析する。さらにリーマン・ショック発生後の世界経済の流れに着目し、次なる経済危機の可能性について考察したい。 記事全文>>

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なぜ東京圏、大都市圏への人口流入は止まらないのか―人口移動と人手不足の高まる相関
『山本謙三の金融経済イニシアティブ』第19回

2月 05日 2020年 経済

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山本謙三(やまもと・けんぞう)

oオフィス金融経済イニシアティブ代表。前NTTデータ経営研究所取締役会長、元日本銀行理事。日本銀行では、金融政策、金融市場などを担当したのち、2008年から4年間、金融システム、決済の担当理事として、リーマン・ショック、欧州債務危機、東日本大震災への対応に当たる。

政府は昨年末、地方創生第2期(2020~24年度)の総合戦略を閣議決定した。

第1期(2015~19年度)は基本目標の一つに「2020年までに東京圏への人口転入超ゼロ」を掲げたが、転入超数はむしろ拡大を続け、目標達成は絶望視されている。

それでも政府は目標を維持し、達成時期を25年に後倒しする方針だ。しかし、この目標はあまりに根拠に乏しい。実現はきわめて難しいだろう。なぜか。 記事全文>>

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産業用ロボット大手「埃斯頓」が独の100年企業を買収する狙い
『中国のものづくり事情』第23回

2月 03日 2020年 経済

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Factory Network Asia Group

タイと中国を中心に日系・ローカル製造業向けのビジネスマッチングサービスを提供。タイと中国でものづくり商談会の開催や製造業向けフリーペーパー「FNAマガジン」を発行している。

家電世界大手の中国・美的集団(マイディアグループ)によるドイツ産業用ロボット大手クーカの買収をはじめ、ロボット業界では近年、海外メーカーに対するM&A(合併・買収)が活発だが、久々に大型M&Aが実行されようとしている。 記事全文>>

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「成長戦略に遊郭」は夢物語か
『山田厚史の地球は丸くない』第156回

1月 31日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

こんな新聞記事を見たような気がした。

〈政府・与党は4月1日発表を視野に、「新成長産業」をひそかに検討している。「売春の管理・斡旋(あっせん)」の違法性を阻却する特別立法「廓(くるわ)解禁法」を制定し、全国約50カ所(原則各都道府県1カ所)に「遊郭」を核にする「統合型歓楽リゾート(IR)」の設置を認める。サービス提供に当たる従業員の健康・労働・人権遵守や暴力団の介在を排除するため、独立性の高い「遊郭管理委員会」を設け、健全な性風俗産業の振興を目指す。 記事全文>>

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「格差と貧困」という視点:『ベーシックインカムを考える』その3
『視点を磨き、視野を広げる』第38回

1月 30日 2020年 経済

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古川弘介(ふるかわ・こうすけ)

海外勤務が長く、日本を外から眺めることが多かった。帰国後、日本の社会をより深く知りたいと思い読書会を続けている。最近常勤の仕事から離れ、オープン・カレッジに通い始めた。

◆はじめに

今回は、福祉国家について考えてみたい。前回は社会保障制度の課題とベーシックインカムの可能性について検討したが、それはどのような福祉国家を目指すべきかという問題でもあるからだ。 記事全文>>

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暴飲暴食、鮮し仁
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第160回

1月 24日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

正月休みに2週間、日本に帰国している間に、私の体重は3キロも増えてしまった。あっという間の出来事である。帰国中にはお客様との食事接待もあった。さらに、東京には私のなじみのお店も何軒かある。前回出張時はプライベートな時間が全くなかったため、こうしたお店ともご無沙汰である。今回は是非こうしたお店で旧交を温めるとともに、おいしい料理を堪能したい。そんなわけで夜な夜な街をほっつき歩き、ついつい食べ過ぎてしまったようだ。毎日体重を測り、食べ物には注意を払っていたつもりでも、食事の場になるとついつい自分に対して甘くなる。「暴飲暴食、鮮し仁(すくなしじん)」である。 記事全文>>

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機内持ち込みのパソコンが壊されてしまった!
『実録!トラブルシューティング』第74回

1月 20日 2020年 経済

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東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、海外出張時の飛行機の機内持ち込み手荷物の破損に関するトラブルについてご紹介します。海外駐在の日本人ビジネスマンにとって、海外出張時にパソコンを機内に持ち込んで棚に収納することはごく普通のことですが、今回はその際に起きた、まさかのトラブルです。 記事全文>>

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IR汚職、国会議員の職務権限―本丸に手をつけない特捜とカジノの闇
『山田厚史の地球は丸くない』第155回

1月 17日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

元内閣府副大臣でカジノを含む統合型リゾート(IR)事業担当だった秋元司衆議院議員が収賄容疑で再逮捕された。他にも5人の衆議院議員が中国企業から現金を受け取っていた。事件は北海道で起きた。人口が2千人を割り、消滅危機がささやかれる留寿都(るすつ)村を巻き込んだ統合型リゾート構想はあっけなく萎んでしまった。その影で飛び交った現金。こうした動きは各地で噴き出るカジノ騒動の一角ではないのか。 記事全文>>

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香港のリセッションへの懸念
『国際派会計士の独り言』第38回

1月 14日 2020年 経済

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内村 治(うちむら・おさむ)

photoオーストラリアおよび香港で中国ファームの経営執行役含め30年近く大手国際会計事務所のパートナーを務めた。現在は中国・深圳の会計事務所の顧問などを務めている。オーストラリア勅許会計士。

香港の大みそかは、ビクトリア湾に映る花火と「100万ドル」と称される夜景との競演も相まって世界中のカウントダウンの中でも華やかさでは屈指のものだと思います。また、香港で一般的に話される広東語、英語など様々な言語が入り乱れて若者達を中心にビール片手に熱狂の中で祝うというのも、ランカイフォン(蘭桂坊)など香港の繁華街の暮れの風物詩とも言えます。毎年大みそかに数十万人の観客を集めて恒例となっていた、ビクトリア湾の年越し花火が昨年暮れは、治安面を考慮して中止となり、香港市民を落胆させました。 記事全文>>

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男女の違い!それさぁ、早く言ってよ~
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第159回

1月 10日 2020年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

oバンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住22年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

科学の進歩によって我々人間が理解出来ることも増えてきた。特に人体の仕組みについての理解は日進月歩で進化しているようである。顕微鏡の進化により精密に人間の内部が観察出来るようになり、コンピューターの進化で人間の遺伝情報をつかさどるDNA(デオキシリボ核酸)の構造がほぼ解明された。この他にも地質学や遺跡の解析から生物の進化の過程が少しずつ分かってきており、この面からも人間の特徴が明らかになってきている。今回は、科学の進歩によってわかってきた男女の違いと、それに起因する行動原理などについて考えてみたい。 記事全文>>

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