山田厚史(やまだ・あつし)
ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
日本企業は大丈夫なのか。そんな疑念が高まった一年だった。「安全」への配慮が欠落したことをうかがわせる事件が相次いでいる。
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ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
日本企業は大丈夫なのか。そんな疑念が高まった一年だった。「安全」への配慮が欠落したことをうかがわせる事件が相次いでいる。
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1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。
今回は、タイの日本人男性駐在員の落とし穴とも言えるストレス対処法に関するトラブルについてご紹介します。日本企業のタイ現地法人A社の代表Bさんは、家族と共にタイに駐在しています。タイ法人の設立時から責任者として駐在しており、現在も日本人駐在員としては1人で事業運営を行っています。
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1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。
私の独自の「企業診断評価シート」に基づく診断項目は、今回の「標準化と遵守活動」が最後になります。本稿第27回で申し上げたように、私はあえて「4S」としましたが、実は「5S」と少し間をとって最後の「S」つまり躾(しつけ=教育訓練)について、私なりの考えで「標準化と遵守活動」に置き換えました。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
「日本は美しい自然に囲まれ、長い歴史に裏打ちされた歴史的建造物も多い。また海産物・農産物とも豊富で、おいしい郷土料理がたくさんある。こうした日本の良さに引かれて、最近は多くの外国人が日本に旅行に来ている」。日本に帰ると、こうした内容のテレビ番組や雑誌の記事をよく目にする。視聴者の心をくすぐる内容である。しかし私はこうした内容の記事に強烈な“違和感”を感じている。今回は私が持っているこの違和感に対して検証をしてみたい。
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海外勤務が長く、日本を外から眺めることが多かった。帰国後、日本の社会をより深く知りたいと思い読書会を続けている。最近常勤の仕事から離れ、オープン・カレッジに通い始めた。
前回まで日本の「近代」を考えてきたが、実は屋台村発起人の小澤さんから「日本の近代化はわかったがアジアの他の国についてはどうなのか」という質問を頂いていた。興味深い視点だと思ったが、私の知識の及ぶところではなく答えられずに終わった。ただ、中国については自分なりの答えを準備する必要があると感じていた。なぜなら、前稿の『日本の「近代」とは何であったか』でみたように、日本の「近代」は、中国抜きには語れないからであり、さらに当時の日中関係が現在につながっていると考えたからである。
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1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。
今回は、ジャストインタイム(必要な時に、必要な物を、必要な量だけつくる)と、手作業から機械化、自働化に進んでいるかを念頭に確認し、アドバイスするものです。この改善の取り組みには、まず工場内の物の流れをシンプルにすることから始めるのが大切です。
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ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
この人は何を考えているのか。改めて考えさせられるのがトランプ米大統領だ。7日、エルサレムをイスラエルの首都と認定すると宣言した。テルアビブにある米国大使館を、速やかにエルサレムに移転させるよう国務省に指示した。中東和平の調停者としてふるまってきた米国が一方の当事者であるイスラエルべったりへと豹変(ひょうへん)した。燃え盛る中東紛争に油を注ぐやり方に国際社会は一斉に反発している。
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オーストラリアおよび香港で中国ファームの経営執行役含め30年近く大手国際会計事務所のパートナーを務めた。現在は中国・深圳の会計事務所の顧問などを務めている。オーストラリア勅許会計士。
イギリスを宗主国とする英連邦の国々のほとんどで最も盛んなスポーツと言えば、日本人にはあまりなじみはないですが、サッカーやラグビーを置いて、クリケットになるだろうと思います。筆者も留学でオーストラリアに行った1970代当時、野球に似ているようで似ていないクリケットにオーストラリア人が熱狂するのが初めはなじめませんでした。しかし20年以上住む中で、オーストラリア人の同僚らと仕事の後にパブなどでクリケットについて話しているうちにそれなりにその面白さを感じられるようになりました。
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1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。
「見える化職場」とは何だろうと、疑問をお持ちの方もあろうかと思いますので、私なりの考えを説明いたします。要約すると、トップポリシーに沿った活動が実行されているか否かが、職場に行けば誰でも見てわかるようになっているということです。
従業員は何を知りたいか、トップは職場巡回で何を見たいか、で「見える化」を進めるとよいと思います。「見える化」で各社が工夫している事例をいくつかご紹介します。
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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。
銀行業務とは、人々の日常生活や企業活動をサポートするものである。それゆえに人口減少や産業活動の停滞により、銀行業務は大きく影響を受ける。日本の地方銀行の2017年度上期決算を見てみると、約半分の地方銀行が営業赤字に陥ったようである。黒田東彦(はるひこ)日本銀行総裁による極端な金融緩和政策が赤字の直接的な原因の一つである。しかし更に構造的な問題として、「地方の人口減少」と「産業衰退」にその原因を求めることが出来る。
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