п»ї 経済 | ニュース屋台村
1 70 71 72 73 74 90

消火器の押し売り撃退法
『実録!トラブルシューティング』第16回

7月 24日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、警察が介入した押し売り行為のトラブルについてご紹介します。日系企業の多く集まるバンコク近郊サムットプラカーンの工業団地での出来事です。警察官を引き連れた男が消火器を売りに来ました。市価800バーツ(1バーツ=約3.6円)ほどの消火器を2500バーツで売りたいとのこと。2本くらいだけでもいいから購入してほしいと言います。タイ人の受付担当スタッフが顔色を変えて報告に来ました。

何しろ現役の警察官が制服を着て同行しているのですから、日本人としては「言われたとおりに買わなければまずいのではないか」と思うのは仕方がありません。先方も今すぐ購入するよう求めています。しかしながら、ここで支払ってしまっては相手の思うつぼ。その場で現金を出してはいけません。ここは先方に「代表者や親会社に確認してから返事をする」と丁重に伝え、なんとかいったんお引き取り願いましょう。
記事全文>>

コメント

銀行貸出と稲盛経営哲学
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第50回

7月 17日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住17年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

人生に「解」があれば、これほど簡単なことはない。経営についても同様である。経営に普遍的なやり方があれば、皆悩む必要はない。それがないから、経営者は悩む。「経営者は孤独だ」と言うが、会社経営の一切の責任を負いながら、常にベストなやり方を求めて悩み苦しんでいるから、孤独でないはずがない。

◆銀行員に求められる経営者の視点

私の友人の中には数人の会社社長がいる。その多くはサラリーマン社長である。サラリーマン社長といっても、社長になったからには経営者としての責任を皆極めて重く受け止めている。日本出張の折、この会社社長の一人であるKさんと食事を共にした。食事中の1時間半あまり、彼は経営者の仕事の重さを訴えるとともに、彼が会社経営を行ううえで助けとしている「稲盛経営哲学」を熱く語ってくれた。
記事全文>>

コメント

「借りたカネは返せ」は常識に非ず
『山田厚史の地球は丸くない』第50回

7月 10日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

先日、ラジオ番組に呼ばれた。ギリシャ問題を話してくれ、という依頼だ。打ち合わせで進行役の女性から「ギリシャって酷(ひど)い国ですね。借りたお金を返さないなんて」と言われた。そうか。「借りたカネは返せ」という欧州連合(EU)の主張は日本人の金銭感覚にピタリとくるんだ、と感じた。

借金の返済に窮した警察官が殺人を犯す、なんてことさえある日本人の「律儀さ」を語ると、外国人は「信じられない」という顔をする。「そこまでして借金を返すのか」とラテン系は唖然(あぜん)とする。
記事全文>>

コメント

食は芸術 食は文化
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第49回

7月 03日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住17年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

世界中を歩いてまわると、多くの国の人たちは「自分の国の料理が一番おいしい」と自慢する。イタリア料理、フランス料理などに代表される、ソースや料理法を工夫した西欧料理。「四足ならば机を除いて何でも食べる」と揶揄(やゆ)される、食材豊富な中華料理。独特な香辛料であるカレーをベースとしたインド料理。

タイ料理も悪くない。「一つの料理の中に『甘み』『うまみ』『辛み』『すっぱさ』『塩っぽさ』、すべてを入れこむのはタイ料理だけだ」とタイ人は自慢する。なるほど、トムヤムクンを食べてみればタイ人の言っていることも納得する。
記事全文>>

コメント

失効していた労働許可証
『実録!トラブルシューティング』第15回

7月 03日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、これまでも何度かご紹介してきた労働許可証(ワークパミット、以下WP)について、弊社内で起きた重大なトラブルをご紹介します。

タイで、日本人を含めた外国人が働くためにはWPを取得する必要があります。弊社は日本から進出する企業を顧客とし、毎日ビザやWPの取得のお手伝いをしています。もちろん、弊社で働く日本人は全てWPを取得し、合法的に働いている、ハズです。
記事全文>>

コメント

官僚の劣化 ウソと記憶
『山田厚史の地球は丸くない』第49回

6月 26日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

日本年金機構から大量の個人情報が流出した問題を取材し、厚生労働省という役所が酷(ひど)いことになっているのを実感した。キャリア官僚の劣化である。

◆たらい回しにされた電話

年金局の業務企画課に取材を申し込んだ。らちが明かないので部屋を訪れた。担当者がいない、というので課長席の内線電話を確認し、引きあげた。頃合いを見てかけると、電話口に赤澤公省(あかざわ・こうせい)課長が出た。取材を申し入れると「忙しい。対応できない」と言う。「難しいことを聞くわけではない。事実を確認するだけです。忙しいなら対応できる職員を紹介してほしい」と告げると、「企画官に代わる」。
記事全文>>

コメント

転ばぬ先の緊急連絡網
『実録!トラブルシューティング』第14回

6月 26日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、バンコクに住んでいたら切っても切れないトラブル、大雨・冠水についてのお話です。2011年に起きた大洪水を覚えてらっしゃる方も多いかと思います。死者は800人を超え、1000万人近くに影響を与えたといわれています。古来、チャオプラヤ川は洪水を繰り返すことで肥沃(ひよく)な土地をつくってきました。しかしながら、都市化に伴い洪水対策・抜本的な治水対策が必要とされています。

◆雨期にはひざまで冠水する歩道

タイでは4月末~5月のタイ正月ソンクラン開けに雨期に入り、10月まで続きます。雨期の一番身近なトラブルは、降雨による交通渋滞です。ただでさえ車の多いバンコクですが、雨が降ると自家用車、タクシーの利用が増えるためさらに渋滞が激しくなります。
記事全文>>

コメント

朋ありパリより来たる また楽しからずや
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第48回

6月 19日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

小澤 仁(おざわ・ひとし)

バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住17年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

中学・高校時代の同級生で、「ニュース屋台村」の執筆陣となってくれている玉木林太郎君が仕事でタイに来た。時間をとってくれて夕食を共にした。玉木君のプロフィルは「屋台村」のホームページに掲載されている通りだが、パリ在住でパリに本拠を置く経済協力開発機構(OECD)のナンバー2として世界各地をかけまわっている。このため、彼のタイ訪問時や私の日本出張時などに、彼に時間を合わせてもらって年に2、3回は痛飲している。

玉木君とは中学、高校時代の同級生であると書いたが、正直、その時には彼との付きあいは全くなかった。私たちは男子校で6年間、一貫教育を行うA学園で育ったが、自由かっ達な校風の中で、皆自由気ままな学園生活を送った。
記事全文>>

コメント

後を絶たない相続トラブル
『経営コンサルタントの視点』第17回

6月 19日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

中野靖識(なかの・やすし)

株式会社船井総合研究所上席コンサルタント。メーカーから小売業まで幅広いコンサルティングフィールドを持つ。一般消費者向けの商材を扱う企業の現場レベルでの具体的な販売手法の提案を得意とする。

日経平均株価が2万円を超え、15年ぶりの高値水準となっている中で、6月12日の東京外国為替市場の円相場は、正午現在1ドル=123円46?48銭と、引き続き円安基調のまま推移しています。

円安は輸出企業にとってはプラス要因になるため、大手を中心に業績が改善し、その利益が関連する中小企業にも波及し、結果的に家計が潤うという話もありますが、資源関連や原材料調達を海外に依存している企業や家計にとっては負担増加になるため、マイナスの影響も大きいと言われています。
記事全文>>

コメント

タイ人共同経営者との仲たがいのてんまつ
『実録!トラブルシューティング』第13回

6月 19日 2015年 経済

LINEで送る
Pocket

東洋ビジネスサービス

1977年よりタイを拠点として、日本の政府機関の後方支援に携わる。現在は民間企業への支援も展開、日本とタイの懸け橋として両国の発展に貢献することを使命としている。

今回は、日本人のAさんが日本で出会ったタイ人の友人B子さんと共同で興した会社の発展と衰退についてご紹介します。

日本で出会って気が合ったAさんとB子さんは、タイで事業を始めました。友人同士、しかもB子さんは日本語が堪能ですから安心です。さらに、Aさんがタイに来て驚いたことには、気の良いB子さんの家族や親戚が総出で事業を手伝ってくれます。日本ではこんなことは考えられません。うれしい驚きです。
記事全文>>

コメント

1 70 71 72 73 74 90