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故郷への思い、町を興すということ
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第3回

2月 14日 2014年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。

先週に引き続き、全国のコミュニティFM局に番組を配信している衛星ラジオ局「ミュージックバード」の「未来へのかけはし Voice from Tohoku」の先週放送分をお届けする。

今回は岩手県陸前高田市からの思い。東日本大震災から3カ月後、陸前高田市の伝統行事である動く七夕は、市街地に収容していた山車が流され、毎年8月に催される行事は開催が危ぶまれた、物資支援に訪れた私に、今回登場する福田利喜さんら実行委員会から開催への協力を呼びかけられた。それがご縁だった。
(ラジオ内容始まり)
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3年を迎える被災地の声
『ジャーナリスティックなやさしい未来』第2回

2月 07日 2014年 社会

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引地達也(ひきち・たつや)

仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。

今年1月6日から全国のコミュニティFM局に番組を配信している衛星ラジオ「ミュージックバード」を通じて、月曜日から木曜日まで「未来へのかけはし Voice from Tohoku」を放送している。東日本大震災後の岩手、宮城、福島で復興に向けて取り組む人々自身が綴(つづ)った文章や作文、詩を朗読してもらう5分枠のコーナーである。

私が取材、収録し、案内役を務めている。一週間に1人の予定で、初回は宮城県気仙沼市本吉町で、震災後に心の傷を負った知的障害者の居場所をつくろうと奔走(ほんそう)している母親グループの佐藤晴子(さとう・はれこ)さん。このグループの思い、そして障害児童を持つ親の詩を朗読した。
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「成長は善」から決別する時―日本がもう一度輝くために(8)
『翌檜Xの独白』第8回

1月 31日 2014年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞。

これまで7回に分けて日本が再度輝きを取り戻すためには何が必要かを考えてきました。今回は、閑話休題というわけではないのですが、「成長」の意義を考える上で参考になった最近読んだ書物について、感じたところを綴(つづ)ってみたいと思います。

二冊あります。一つは、『滅亡へのカウントダウン』(アラン・ワイズマン著、早川書房刊)。そしてもう一冊が『世界がもし100億人になったら』(スティーブン・エモット著、マガジンハウス刊)です。二冊に共通するテーマは、人口爆発とその影響です。前者が米国のジャーナリストによる世界各国の人口動態の実情に関するレポートであるのに対し、後者は、英国の研究機関で複雑系を軸に生態系や環境問題を研究する科学者による書物です。
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桎梏と向き合う覚悟はあるのか―日本がもう一度輝くために(7)
『翌檜Xの独白』第7回

1月 10日 2014年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞。

今回は、日本の財政問題をテーマにこの国の抱えるいくつかの問題点について考えてみます。

閣議決定された2014年度の予算案によると、歳出は95.9兆円(昨年度比3.3兆円増)、これに対し税収は50兆円(前年度比6.9兆円増)となっています。昨年までの過去10年間の一般会計予算と税収を比べてみると、予算が税収を累計で約450兆円上回ります。平均すると、毎年45兆円の赤字を積み重ねてきたことになります。
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ジャーナリズムの果たすべき役割―日本がもう一度輝くために(6)
『翌檜Xの独白』第6回

12月 20日 2013年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞。

今回は、日本がもう一度輝くために日本のジャーナリズムが果たすべき役割について考えてみたいと思います。

まず、ジャーナリズムという言葉を事典で引いてみました。曰く、「日々に生起する社会的な事件や問題についてその様相と本質を速くまた深く公衆に伝える作業。また、その作業をおこなう表現媒体をさしていう」。
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生き残るための成長シナリオ―日本がもう一度輝くために(5)
『翌檜Xの独白』第5回

11月 29日 2013年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞。

今の若い人たちに申し訳ないと思うことが一つあります。それは、私たちの世代は明日をあまり意識することなく基本的には楽観的でしたが、今の若い世代は明日を信じることが出来なくなっているのではないかということです。成長の見込めない国は、今どれだけストックがあっても明るい将来を描けません。また、新興国のベンチマークとなり、尊敬を受けることはありません。従って、日本がふたたび輝くためには、成長へのシナリオが明確に描かれることが不可欠です。

今、安倍政権で語られている成長戦略も大変大切なのですが、今回はもっと根本的な視点から考えてみたいと思います。経済の成長を考える時、最大の要素は労働力人口の伸びと生産性の向上にあることは言うまでもありません。過去を振り返ると、生産性が向上することによって私たちの生活は豊かになり、多くの不可能が可能となりました。
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ゆるがぬ暮らし、それが脱原発の底力
『カメラ猫の言いたい放題』第3回

11月 22日 2013年 社会

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那須圭子(なす・けいこ)

フリーランスのフォトジャーナリスト。1960年、東京生まれ。山口県在住。20年間、山口県上関町に計画される原発建設に反対する人々をカメラで記録してきた。それを知らない占い師に「あなたは生涯放射能と関わっていく」と言われ、覚悟を決めた。人間より、人間以外の生きものたちが好きな変人。

◆一次産業だけでやっていけるのか?

山口県上関町(かみのせきちょう)祝島(いわいしま)。対岸約3.5キロの入り江に計画される中国電力の上関原子力発電所の建設に31年間反対し続けている島として知られる。なぜお年寄りばかりのこの小さな島が、国と電力会社という巨大なカネと権力に屈することなく、長く抗(あらが)うことができたのか、カメラで彼らの姿を記録しながら、いつも私は不思議に思っていた。

ところがある日、その答を導くヒントが思わぬところで見つかった。
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縦割り官僚支配からの脱皮―日本がもう一度輝くために(4)
『翌檜Xの独白』第4回

11月 15日 2013年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞、「女房」。

わが国では、なぜ産業界の新陳代謝が進みにくいのでしょう? また、新しい企業が勃興しにくいのでしょう? 今回はその点について考えてみたいと思います。

やはり最大の原因は、縦割りの行政組織にありそうです。本稿の2回目で、経済成長につれて官僚組織が肥大化・部分最適化の道を歩んだと指摘しました。部分最適化した官僚組織は、全体最適など全く考慮の外に置きながら自らの領分を広げ、そこにおける利権の確保が自己目的化しました。
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祝島と福島、今何が起きているのか?
『カメラ猫の言いたい放題』第2回

10月 25日 2013年 社会

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那須圭子(なす・けいこ)

フリーランスのフォトジャーナリスト。1960年、東京生まれ。山口県在住。20年間、山口県上関町に計画される原発建設に反対する人々をカメラで記録してきた。それを知らない占い師に「あなたは生涯放射能と関わっていく」と言われ、覚悟を決めた。人間より、人間以外の生きものたちが好きな変人。

 
「わしゃ、今イランに来ちょるんよ」
先日の夜半に、祝島(いわいしま)の漁師から電話があった。およそ四半世紀の付き合いのある、60歳代の漁師シゲさん(仮名)からだ。
 
「はぁ? イラン???」
実際、シゲさんは若い頃にイランの工事現場まで出稼ぎに行っていた人だから、あながち冗談とも思えない。
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人づくりは教育から―日本がもう一度輝くために(3)
『翌檜Xの独白』第3回

10月 18日 2013年 社会

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翌檜X(あすなろ・えっくす)

企業経営者。銀行勤務歴28年(うち欧米駐在8年)。「命を楽しむ」がモットー。趣味はテニス、音楽鑑賞、「女房」。

これまで、日本が再び輝くためには個々人の自立化が不可欠との話をしてきました。その点で旧聞には属しますが、私自身の体験をについてお話します。それは今から30年以上前のことですが、欧州のビジネススクールを卒業する時のことでした。

日本からは全員企業派遣だったため、全員がいったんは派遣元の企業に帰ったわけですが、その他の国から来た人たちは一部を除くと全て自費での参加でした。そして、それらの人たちの就職先は当時の日本人の常識からはかけ離れたものでした。
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