山口行治(やまぐち・ゆきはる)
株式会社エルデータサイエンス代表取締役。中学時代から西洋哲学と現代美術にはまり、テニス部の活動を楽しんだ。冒険的なエッジを好むけれども、居心地の良いニッチの発見もそれなりに得意とする。趣味は農作業。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
前回(第21回)の1/8計画は、昭和の特撮を日本の人口推移に重ね合わせたものだが、指数関数ではなく、対数関数としての多肢選択のイメージで未来を考えたいと締めくくった。意味不明な結論と言われてもしかたがない。対数関数の理解は『xのx乗のはなし』(土基善文、日本評論社、2002年)に譲るとして、言いたかったことは、おおよそ次のようなことだ。 記事全文>>