引地達也(ひきち・たつや)
仙台市出身。毎日新聞記者、ドイツ留学後、共同通信社記者、外信部、ソウル特派員など。退社後、経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長などを経て、株式会社LVP(東京)、トリトングローブ株式会社(仙台)設立。一般社団法人日本コミュニケーション協会事務局長。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」を展開。企業や人を活性化するプログラム「心技体アカデミー」主宰として、人や企業の生きがい、働きがいを提供している。
前回に引き続き、全国のコミュニティFM局に番組を配信している衛星ラジオ局「ミュージックバード」の「未来へのかけはし Voice from Tohoku」の放送内容をお届けする。
今回は岩手県陸前高田市のジャズ喫茶、ジャズタイムジョニーの店主照井由紀子さんからの思い。地域や全国のジャズファンに愛されてきた店は津波で流されたが、全国のジャズファンからの支援で店舗は仮設として復活した。しかし、詩の朗読中にむせび泣く照井さんの心に宿る悲しみは深い。まずは、ラジオ放送の内容を紹介する。
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