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正しく理解しよう!中国経済の実力(その1)
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第112回

2月 02日 2018年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

2010年に日本を追い抜き世界第2位の経済大国となった中国。すでに日本の3倍の経済力を保持しているが、その実態はよく見えていない。日本の報道を見ると中国経済の危機をあおる記事にあふれており、中国に追い抜かれた日本の焦りや悔しさが透けて見える。中国経済のデータを客観的に見ることにより、中国経済の本当の実力を読み解いてみたい。次回と2回に分けて考察する。(注:本文中のグラフ・図版は、その該当するところを一度クリックすると「image」画面が出ますので、さらにそれをもう一度クリックすると、大きく鮮明なものをみることができます)
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「文章を書く」ということ
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第111回

1月 19日 2018年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

のっけからいきなり愚痴で申し訳ないが、私にとってこの「ニュース屋台村」の記事を書くことは正直「プレッシャー」であり、大変な「苦痛」である。「ニュース屋台村の発起人の一人である」という使命感から、2013年7月17日の創刊号以来110回以上にわたり記事を投稿し続けてきたが、毎回、毎回生みの苦しみを繰り返している。執筆陣の中には、山田厚史さん、引地達也さん、佐藤剛己さんなど新聞記者としてのご経験を積まれた方が多くいる。こうした方々の記事を読んでいると、その着眼点の良さと情報の引き出しの多さにいつも畏敬(いけい)の念を持つ。それに比べて私の文章は銀行屋の企画書である。しかしながら私にはこのやり方しか出来ない。不器用な自分の性格を恨むしかない。
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科学者や技術者としての“矜持”とは何か?
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第110回

12月 28日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

人は何のために仕事をしているだろう? 「生活のため」「金を得るため」「人に認めてもらうため」「世の中に役立つため」――。人それぞれの考えがあり、置かれている環境や時代などによっても仕事をすることの目的は違うだろう。科学者や技術者にはこれ以外の目的として「新たな真実や事実の発見のため」とか「新しい技術の創造のため」などというものも加わる。
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「観光立国―日本」は貧しさの証明?
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第109回

12月 15日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

「日本は美しい自然に囲まれ、長い歴史に裏打ちされた歴史的建造物も多い。また海産物・農産物とも豊富で、おいしい郷土料理がたくさんある。こうした日本の良さに引かれて、最近は多くの外国人が日本に旅行に来ている」。日本に帰ると、こうした内容のテレビ番組や雑誌の記事をよく目にする。視聴者の心をくすぐる内容である。しかし私はこうした内容の記事に強烈な“違和感”を感じている。今回は私が持っているこの違和感に対して検証をしてみたい。
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日本の大学訪問と産学連携への試み
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』
第108回

12月 01日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

銀行業務とは、人々の日常生活や企業活動をサポートするものである。それゆえに人口減少や産業活動の停滞により、銀行業務は大きく影響を受ける。日本の地方銀行の2017年度上期決算を見てみると、約半分の地方銀行が営業赤字に陥ったようである。黒田東彦(はるひこ)日本銀行総裁による極端な金融緩和政策が赤字の直接的な原因の一つである。しかし更に構造的な問題として、「地方の人口減少」と「産業衰退」にその原因を求めることが出来る。
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誤解だらけだったドイツに対する私の理解
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第107回

11月 17日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

第2次世界大戦において日本と同盟を結んだドイツ。敗戦国として焼け野原から奇跡的な復興を成し遂げたドイツ。アルベルト・アインシュタインやヴィルヘルム・レントゲンら数多くの科学者を輩出し、カント、ニーチェ、ハイデガー、ショーペンハウエルなど有名な哲学者もいっぱいいる。文学においてもフランツ・カフカやヘルマンヘッセ、「若きウェルテルの悩み」で有名なヨハン・ゲーテら、こちらも日本で知られた名前がならぶ。
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四国地方の観光プランを作ってみた!
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第106回

11月 02日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

バンコック銀行日系企業部は在タイ日系企業向けに「預金・貸出・決済・外国為替」などの金融商品を提供する部署である。しかし私たちはこれら銀行の本来業務だけではなく、タイにおける新たなビジネス創造を目指し「日タイ間貿易の振興」や「産学連携」のための研究会などを立ち上げている。このうちの一つに「観光部会」がある。日本の観光庁、旅行会社、食品商社、在タイ大使館、ジェトロにもご参加いただき「どのようにしたらさらに多くのタイ人観光客が日本に来てくれるのか?」などを議論している。そんな議論の中でもいつも蚊帳(かや)の外に置かれるのが「四国」である。「おいしい食べ物と大自然に恵まれた北海道」「JRによる鉄道の旅で盛り上がりを見せる九州」に比べると大きく出遅れた「四国」。かく言う私も四国のことはよくわからない。そんな私が独断と偏見で「タイ人向け四国観光プラン」を作ってみた。是非読者の方々のご意見をお伺いしたい。
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大都市・大阪の地方創生
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第105回

10月 20日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

日本第2の都市・大阪。古くから商人の町として栄えてきた。またおいしい食べ物が安価に食せることから「食い倒れの町」としても有名である。難波のグリコの看板前には大勢の観光客が押しかけ、夜遅くまで人が行き交う。そんな輝かしいイメージのある大阪であるが、実際には多くの問題を抱えている。今回はそんな大阪の問題をえぐるとともに、大阪の地方創生について考えてみたい。
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オランダ再訪で感じたこと
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第104回

10月 06日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

オランダは江戸時代の鎖国下で、欧州諸国の中で日本と唯一外交関係を維持した国である。オランダを通じて当時日本にもたらされた学問・技術は「蘭学」と呼ばれ。後の開国・明治維新に向けての下地を準備、形成することとなった。オランダは日本にとって身近に感じさせるが、実は私達はあまりオランダのことをわかっていないようである。この夏、30年ぶりにオランダを訪問した。
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迎洋一郎さんによる工場診断サービス
『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』第103回

9月 22日 2017年 経済

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小澤 仁(おざわ・ひとし)

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バンコック銀行執行副頭取。1977年東海銀行入行。2003年より現職。米国在住10年。バンコク在住19年。趣味:クラシック歌唱、サックス・フルート演奏。

バンコック銀行日系企業部では、お客様向け新サービスとして、今年7月から「工場診断サービス」を開始した。工場診断をお願いしたのは、この「ニュース屋台村」で「ものづくり一徹本舗」の屋台名でご寄稿頂いている迎洋一郎さんである。この「ものづくり一徹本舗」は2015年8月28日の第25回以来休稿となっているが、トヨタ生産方式を真正面からわかりやすく解説されたものとして、いまだに閲覧ヒットの多い記事となっている。今回は、迎さんとの出会いや、「ものづくり一徹本舗」では触れられていないトヨタ生産方式の裏話などをご紹介したい。
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