迎洋一郎(むかえ・よういちろう)
1941年生まれ、60年豊田合成入社。95年豊田合成タイランド社長。2000年一栄工業社長。現在中国、タイで工場コンサルタントを務める。自称「ものづくり研究家」。
「ものづくり研究家」を自称してきた私は、この「ニュース屋台村」に「ものづくり一徹本舗」という屋台を出し、2017年12月まで計30回にわたって工場での品質管理や製造など、ものづくりについて解説してきました。まもなく80歳の大台に手が届く齢となりましたが、これまでをふり返ってみると、まさに「ものづくり一筋の人生」だったと思います。その大きなきっかけとなったのはなんと言っても、高校卒業後に入社した豊田合成で、トヨタ自動車の強さを支える要素の一つとされる「トヨタ生産方式」の産みの親とも称される故・大野耐一先生(トヨタ自動車元副社長、1912~90年)から直接ご指導を受けるという幸運にめぐりあえたことです。 記事全文>>