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役人とワイン 内閣広報官が堕ちた接待の罠
『山田厚史の地球は丸くない』第183回

3月 05日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

内閣広報官だった元総務官僚・山田真貴子さんは、こんな形で官僚人生を棒に振るとは思ってもいなかっただろう。放送関連会社「東北新社」との会食は「1回だけ」。しかも、同社に勤める菅義偉首相の長男の誘いである。断り切れないから会食に顔を出しただけ、こんなことで辞めるなんて納得いかない。そう考えたとしても不思議ではない。 記事全文>>

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倫理崩壊 バレるまでウソ-多発する捏造・偽装・粉飾
『山田厚史の地球は丸くない』第182回

2月 19日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

森友学園の事件では、公文書改ざんや破棄、国会で「偽証」が問題となった。国家の中枢で起きた倫理の崩壊は、社会のあちこちに飛び火している。データの捏造(ねつぞう)・偽装・粉飾。事実の判断に欠かせない情報が「偽物(フェイク)」であるという深刻な事態が社会に広がっている。今の世の中、「バレるまでウソをつき通す」なのか。 記事全文>>

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仏教国ミャンマーの軍政復活-カギ握る僧侶たち
『山田厚史の地球は丸くない』第181回

2月 05日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

突然ではあったが、予想外の展開ではなかった。ミャンマーでクーデターが起きた。アウンサンスーチー氏ら政治指導者が拘束され、軍事政権が復活した。

追い詰められた軍が、あっさり切り札を使った。

香港で民主派が一掃された。アメリカでは「不正選挙」を叫ぶ民衆が国会に乱入した。中国やアメリカで起きていることを見習った、そんな展開でもある。 記事全文>>

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東京五輪を諦め、「医療の量的拡大」へ大胆な転換を
『山田厚史の地球は丸くない』第180回

1月 22日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

新型コロナウイルスの感染者が急増し、「医療崩壊」が現実味を帯びている。PCR検査で陽性がわかっても入院先がない。緊急搬送された急患の受け入れ先がない。感染者や死者は欧米に比べて二桁も少ないのに、どうしてこんなことになったのか。 記事全文>>

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ノルウェーの電気自動車
『山田厚史の地球は丸くない』第179回

1月 08日 2021年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

日本経済新聞の1月6日付夕刊に「ノルウェー EV 通年で過半」という記事が載っていた。

2020年の乗用車新車販売で、電気自動車(EV)の比率が全体の54%と半数を上回った、という。ノルウェーはEV先進国と聞いてはいたが、日本にいると世界のトレンドが見えない、と身にしみてわかった。 記事全文>>

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「面会拒否」に込めた市長のプライド-原子力半島は「核のゴミだめ」?
『山田厚史の地球は丸くない』第178回

12月 18日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「2050年温室効果ガス実質ゼロ」。「カーボンニュートラル」と呼ばれる政策が打ち出され、エネルギーをめぐる動きが慌ただしさを増している。避けて通れないのが、原子力発電をどうするか。そんな中、「原子力半島」と呼ばれる青森県の下北半島で、使用済み核燃料の「中間貯蔵」をめぐって地元自治体と電力業界との間でもめごとが起きている。 記事全文>>

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続・「クルマの電化」 遅れる日本
『山田厚史の地球は丸くない』第177回

12月 04日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「中国 43万円EVの衝撃」という記事が、朝日新聞12月1日の朝刊1面に載った。「手軽な人民の足」「9月国内販売2万台 テスラ抜く」。中国で急速に自動車の電化(EVの普及)が進んでいることを伝えている。

前回第176回で、菅義偉首相が打ち上げた「2050年温室効果ガス実質ゼロ」に絡んで「『クルマの電化』 遅れる日本」を書いたが、ここに来て、日本がEV(電気自動車)への取り組みが遅れていることを指摘する報道が噴き出している。今日(12月4日)の朝日新聞には、「ガソリンだけで走る新車 2030年代半ばに販売停止」という見出しが躍っていた。 記事全文>>

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「クルマの電化」遅れる日本
『山田厚史の地球は丸くない』第176回

11月 20日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」。菅義偉首相は施政方針演説で「カーボンニュートラル」と呼ばれる環境対策を打ち出した。地球温暖化の原因とされるCO2などを抑え込むため、石油・石炭など化石燃料を劇的に減らす方針だという。

「経産省内閣」と言われた安倍政権は、温暖化対策など「エネルギー転換」に消極的だったが、菅政権は「安倍政権を継承」と言いながら、一転して「長期目標」を掲げた。 記事全文>>

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大阪都構想否決 「維新」という新自由主義の挫折
『山田厚史の地球は丸くない』第175回

11月 06日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

東京のような都政に、と地域政党・大阪維新の会が主導した「大阪都構想」は、大阪市民の投票で否決された。11月1日に行われた住民投票は、賛成675,829、反対692,996、約1万7千票の僅差(きんさ)だった。 記事全文>>

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「脱化石」は分散型社会の突破口
『山田厚史の地球は丸くない』第174回

10月 23日 2020年 経済

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山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。

「カーボンニュートラル」という言葉が、世界を変えつつある。炭素(カーボン)を含んだ「温暖化ガスを大気中に増やさない」という誓いだ。産業革命で世界を変えた人類は、エネルギーを石炭に頼り、「20世紀は石油の時代」になった。その咎(とが)めが「地球の温暖化」である。異常気象が世界規模で起こり、台風・干ばつ・山火事など自然災害が暮らしを襲う。 記事全文>>

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